品質保証
2016 年入社。大学では化学工学を専攻。卒業後、製薬業界を経てインテグリスへ入社。分析業務担当を経て、2021 年より品質保証として出荷製品のデータ確認や添付文書の管理を担当。
学生時代の専攻やこれまでのキャリア
工学部物質化学工学科で化学工学を専攻しました。入学当初から将来は「ものづくり」にかかわる仕事がしたいと思っていましたが、品質保証の仕事に興味を持ったのは「品質管理」の講義を受けたことがきっかけです。原料から、製造、出荷まで製品全般のプロセスに携わる仕事に興味を持つようになりました。
新卒で入社したのは製薬会社で、主に製品試験を担当しました。学生時代から興味のあった仕事が出来ましたし、規制の厳しい業界で経験を積めたことも希望通りでしたが、もっと製品について学びたい、製造工程にも関わってみたい、という気持ちが強くなり転職を考えるようになりました。
インテグリスに入社した理由/担当業務について紹介
技術開発に伴い、半導体業界における品質管理のレベルも高くなっていることから、自分にとって良い成長の機会があるものと考えてインテグリスへの入社を決めました。また、地元で働きながら国内外問わず様々な人と交流を持ち、視野や価値観を広げたいという希望もあったので、グローバル企業のインテグリスは理想的な会社でした。
入社してから数年間、分析業務を担当した後、現在は品質保証の担当として仕事をしています。製品、製造工程はもちろん、お客様の情報等、品質全体に関するあらゆる知識が求められます。製品の種類も幅広いため、最初は覚えることが多くて苦労しました。
今は出荷製品のデータ確認や添付文書の管理、各問い合わせへの対応、納入仕様書用資料の作成などを担当しています。業務改善プロジェクトの一環で、文書作成業務の自動化も進行中です。これまでの経験や知識を活かし、社内システムの使い方を教える立場になることもあります。
品質保証という立場上、様々な部署から問い合わせを受ける機会が多く、突発的な依頼に対応することも今の仕事の特徴です。業務が重なるとデータの取りまとめや資料作成に追われますが、各担当者の方と話をすることで製品についての理解がより深まるため、新しいことを学びながら仕事を進めることを楽しく感じています。
今後のキャリアについて
仕事をしているとお客様目線で品質維持や改善活動に取り組むことの重要性を感じます。そのためにも、それぞれの製品がどの原料でどのように製造されているのか、お客様にはどのようにご利用いただいているのか、今後のニーズや品質面で求められていることなどを積極的に学ぶ必要があります。上司をはじめ周囲の方々は幅広く専門的な知識を持っていて、話をするだけでとても良い刺激を受けますし、自分も成長したいという気持ちが強くなります。今後は苦情の対応などほかの業務にもチャレンジしたいです。
インテグリスや仕事の好きなところ・誇りに思うところ
社内研修が充実しており、新たな知識習得を支援してくれる環境に感謝しています。製品の基本性能から工程管理システム等専門分野についても入社後に研修を通して学ぶことができました。ほとんどの研修はインテグリスの社員が講師を務めているのでプログラムは非常に実用的で、業務に必要な知識・技術を身につけることができます。
休日の過ごし方やリフレッシュ・気分転換の方法
美味しいものを食べること、自然の風景を眺めることでリフレッシュしています。豊かな自然に触れられることをはじめ、米沢の環境にはとても癒されています。温泉も楽しみの一つなので、まとまった休暇の際は旅行に出かけたいと思っています。